水張りについて
購入後すぐに水彩絵具などで描いた紙は、紙の内部に入り込んだ水分の含み具合が偏り、よれやたわみを発生させて描きにくいものです。そこで安定した平面の状態で描くために水張りをお薦めします。
水張りの効用は安定した平面性の確保と共に水はじきの強い表面紙に対してはその性質を抑え、ぼかしやにじみの効果を引き出すことなどがあげられます。完成後デッサン縁に額装する場合は平張りに、油縁にフレーミングする時は規格寸仕上げのパネル張りが良いでしょう。
ここでは平張り、パネル張りの方法を参考程度に説明してあります。いずれの場合も、紙の繊維に水を含ませ、紙が伸びきった状態で固定しておくという原理は同じです。
水張り方法1<パネル張り>
パネル張りに必要な本紙及びミューズテープ寸法
本紙寸法はパネルより※天地左右各7cm程度大きい物、水張りテープは25mmまたは38mm幅の物が使いやすい。
※ ケント紙などの製図用紙は水分を含んだ時の伸びが少なく、逆に水彩紙の様に伸びの大きい紙もあるので、この場合は必要に応じて後で修正する。
※大きな作品や伸縮が強い紙を水貼りする場合は、カラーテープを二重にすると、強度が増しテープの裂けを防げます。
水張り方法2<平張り>
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